マネジャーのコミュニケーションが“指示命令”型から“コーチング(対話)”型に変わることで、組織にどのような影響を与えるでしょうか。
代表的なものをご紹介します。
1. メンバーの定着
もし今メンバーの離職に課題があるとしたら、最もわかりやすい効果としてメンバーの定着が見られるようになるでしょう。
マネジャーがメンバーひとりひとりに関心を持ち、その声に耳を傾けるようになることは、メンバーのモチベーションに大きな変化をもたらします。
2. メンバーの行動変化
コーチング型マネジャーは、業務の遂行とともにメンバーの育成に対して有効な働きかけをします。
例えば、メンバーに答えを与えるのではなく、問いかけることでメンバーは自ら考え、行動する機会を与えられます。
こういった関わりが常に行われることでメンバーの自主性が高まり、成長に繋がっていくのです。
3. コミュニケーションの活性化
自ら考えるようなメンバーが増えてくると、組織風土にも変化が見られるようになってきます。
今まで指示待ちだったメンバー達は、組織の目標を達成するためのよりよい方法について、互いに意見を出し合い行動するようになってくるでしょう。
4. 組織成果の向上
組織全体が能動的に変化すれば、業績や生産性など、様々な面に良い影響が出てきます。
マネジャーのコミュニケーション変革を起点として、組織の成果向上とメンバーの成長を同時に実現することが私たちが目指すゴールです。
